2025年6月にJALとANAでマイレージ制度が大きく改定されます。
改悪と改良の両面を、マイル初心者から上級者までわかりやすく解説します！
- ANA：2025年6月24日改定
- JAL：2025年6月10日改定
本記事でお伝えすること：
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【ANA】2025年6月24日改定の最新内容
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【JAL】2025年6月10日より必要マイルを再設計
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両社比較：改定による影響を路線・クラス別に整理
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改定後も賢く使う「攻略テクニック」
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✅まとめ：今からやるべき３つのアクション
Contents
1. ✈️ ANA（全体的改悪＆新ルール導入）
2025年6月〜実施されるANAマイレージ・航空券の改悪まとめ
- 必要マイル数の一斉アップ
- 片道発券航空券の新設
- 世界一周特典の廃止
- 国内線ルール変更
- 日本国内での乗り継ぎ制限
必要マイル数の一斉アップ
2025年6月24日以降の予約・発券分から、国際線特典航空券において多くのゾーン（韓国・アジア・ハワイ・北米・欧州・オセアニア等）で必要マイルが上昇されました。
最大で必要マイル数は改定前対比最大168％に上昇しています！（例：改訂前8万マイル→改定後13.5万マイル）
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改訂前・改定後 | 上昇率 |
|---|---|---|
| 東 京 ✈︎ ソ ウ ル |
（ローシーズン） エコノミー：12,000⇨変更なし ビジネス：25,000⇨36,000 （レビュラーシーズン） エコノミー：15,000⇨変更なし ビジネス：30,000⇨41,000 （ハイシーズン） エコノミー：18,000⇨24,000 ビジネス：33,000⇨50,000 |
Lシーズン：最大144％ Rシーズン：最大136％ Hシーズン：最大151％ |
| 東 京 ✈︎ バ ン コ ク |
（ローシーズン） エコノミー：30,000⇨変更なし ビジネス：55,000⇨80,000 ファースト：105,000⇨115,000 （レビュラーシーズン） エコノミー：35,000⇨変更なし ビジネス：60,000⇨85,000 ファースト：105,000⇨120,000 （ハイシーズン） エコノミー：38,000⇨50,000 ビジネス：63,000⇨95,000 ファースト：114,000⇨171,000 |
Lシーズン：最大145％ Rシーズン：最大141％ Hシーズン：最大150％ |
| 東 京 ✈︎ ロ ン ド ン |
（ローシーズン） エコノミー：45,000⇨変更なし ビジネス：110,000⇨変更なし ファースト：165,000⇨変更なし （レビュラーシーズン） エコノミー：55,000⇨変更なし ビジネス：115,000⇨変更なし ファースト：190,000⇨変更なし （ハイシーズン） エコノミー：60,000⇨78,000 ビジネス：120,000⇨180,000 ファースト：220,000⇨330,000 |
Lシーズン：変更なし Rシーズン：変更なし Hシーズン：最大150％ |
| 東 京 ✈︎ ニ ュ ー ヨ ー ク |
（ローシーズン） エコノミー：40,000⇨変更なし ビジネス：100,000⇨変更なし ファースト：150,000⇨変更なし （レビュラーシーズン） エコノミー：50,000⇨変更なし ビジネス：105,000⇨変更なし ファースト：170,000⇨変更なし （ハイシーズン） エコノミー：55,000⇨72,000 ビジネス：110,000⇨165,000 ファースト：200,000⇨300,000 |
Lシーズン：変更あり Rシーズン：変更あり Hシーズン：最大150％ |
| 東 京 ✈︎ シ ド ニ ー |
（ローシーズン） エコノミー：37,000⇨変更なし ビジネス：65,000⇨80,000 （レビュラーシーズン） エコノミー：45,000⇨変更なし ビジネス：75,000⇨90,000 （ハイシーズン） エコノミー：50,000⇨65,000 ビジネス：80,000⇨135,000 |
Lシーズン：最大123％ Rシーズン：最大120％ Hシーズン：最大168％ |
| 東 京 ✈︎ ハ ワ イ |
（ローシーズン） エコノミー：35,000⇨変更なし ビジネス：80,000⇨変更なし ファースト：120,000⇨変更なし （レビュラーシーズン） エコノミー：40,000⇨変更なし ビジネス：85,000⇨変更なし ファースト：140,000⇨変更なし （ハイシーズン） エコノミー：43,000⇨65,000 ビジネス：90,000⇨135,000 ファースト：160,000⇨240,000 |
Lシーズン：変更なし Rシーズン：変更なし Hシーズン：最大150％ |
片道特典航空券の新設
従来「往復のみ」だった国際線特典が、2025年6月24日より片道での予約・発券が可能になりました！
JALの特典航空券は片道発券も可能のため、メリットが多かったので、それに合わせる形でANAも片道発券可能に
- ANA＝片道発券可能
- JAL＝片道発券可能
片道発券のメリット：
- 往路、復路で特典航空券の発券ができない場合に有効
- 往復で違う航空会社に乗れる
- 特典航空券予約の融通が利きやすい
トラベル太郎
スターアライアンス世界一周特典の廃止
スターアライアンス世界一周特典は、2025年6月23日で新規発券が終了 。
すぐに予約をしたいという場合は、2025年6月23日までに予約必須（予約はこちらから）
国内線のルール変更（2026年5月19日〜予定）
- 運賃ラインナップの変更（シンプル、スタンダード、フレックス）
- 特典航空券の有効期限「発券日から1年以内出発・完結」が必須に
- 予約開始時間が「355日前9:00」に変更
- 幼児定義が0〜1歳、小児が2〜11歳に見直し
- 国内エコノミーからプレミアムクラスへのマイルアップグレードが可能に
運賃ラインナップの変更（シンプル、スタンダード、フレックス）
- シンプル：予約変更不可、事前座席指定は24時間前からのみ
- スタンダード：予約変更有料、座席指定無料
- フレックス：予約変更無料、座席指定無料
などのように運賃ラインナップが大幅に変更となりました！シンプル運賃の場合はまるでLCCのような運賃設定ですね！その分料金も安く設定しているため、気にされない方にはおすすめです！
日本国内での乗継制限
往路/復路それぞれ「国内線乗継回数が2→1回」に制限され、大回りルートが難しくなります。
- 国内線乗り継ぎ回数：2回→1回に制限
2. 🇯🇵 JAL（マイル必要数の全面改定）
- 国際線の必要マイル数アップ
- 国内線の必要マイル数一律500マイルアップ
- 特典PLUS制度の拡大
国際線・国内線ともに必要マイルを増加
- 国際線：2025年6月10日以降発券分から、基本マイルアップ
- 国内線：普通席・クラスJいずれも片道500マイル増
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改訂前・改定後 | 上昇率 |
|---|---|---|
| 東 京 ✈︎ ソ ウ ル |
エコノミー：15,000〜⇨変更なし ビジネス：36,000〜⇨変更なし |
エコノミー：ー ビジネス：ー |
| 東 京 ✈︎ バ ン コ ク |
エコノミー：35,000〜⇨変更なし ビジネス：80,000〜⇨90,000 ※JL031/LJ034便 |
エコノミー：ー ビジネス：最大112% |
| 東 京 ✈︎ ロ ン ド ン |
エコノミー：52,000〜⇨54,000 ビジネス：110,000〜⇨114,000 ※JL043/LJ044便 |
エコノミー：最大103% ビジネス：最大103% |
| 東 京 ✈︎ ニ ュ ー ヨ ー ク |
エコノミー：50,000〜⇨54,000 ビジネス：100,000〜⇨110,000 |
エコノミー：最大108% ビジネス：最大110% |
| 東 京 ✈︎ シ ド ニ ー |
エコノミー：36,000〜⇨46,000 ビジネス：80,000〜⇨90,000 |
エコノミー：最大127% ビジネス：最大112% |
| 東 京 ✈︎ ハ ワ イ |
エコノミー：40,000〜⇨50,000 ビジネス：80,000〜⇨90,000 |
エコノミー：最大125% ビジネス：最大112% |
3. 🆚 比較表：ANA vs JAL 改定前後の比較
（6/24以降） |
（6/10以降） |
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|---|---|---|
| 国際線 必要マイル |
多くのゾーン・クラスでアップ 最大+168%にマイル数増 |
エリア・クラス別、欧豪線など大幅アップ 最大+127%に基本マイル数増 |
| 片道発券 | ついに導入！ | 既に片道可能。変更なし |
| 世界一周特典 | 廃止（スターアライアンス） | 該当なし |
| 国内線規約 | 乗継制限強化＆年内完結ルール導入 | 500マイル増だが、大きな制度変更なし |
| 幼児/小児区分 | 幼児0～1歳、小児2〜11歳 | 変わらず従来の区分 |
| そのほか | 国内線運賃ラインナップの変更 |
4. 💡 賢く使うための「裏技＆対応策」
- ANA国際線は**「片道」活用が必須！**
- スルーチケットとLCCや提携航空会社の混在で最小マイルに。
- 世界一周を狙うなら今がラストチャンス
- 6/23までのANAスターアライアンス発券は最終チャンス。
- 提携航空会社特典を有効活用する
- ANAは運航便のみ改定。スターアライアンス提携便では旧マイル数で発券可
- JALではPLUS制度をうまく使おう
- 基本マイル枯渇路線でも追加支払いで席が確保可能 。
- 国内ルール変更に注意！
- ANAでは国内乗継回数の制限により、旅行計画を見直す必要あり。
- 燃油サーチャージが無料の航空会社の特典攻略
5. ✅ まとめ＆「すぐやるべき3つのこと」
ANAの場合：
・2025年6月23日以前に、世界一周や上級クラスを予約
・6/24以降は片道予約と提携便を活用する戦略へシフト
JALの場合：
・なるべく早く国際線/国内線を予約して、マイル増額前に確保
・PLUS制度を使って不足分を補填
両社共通：
・ 新制度により「どのマイルを使うか」の戦略が重要に
・今後のマイル有効期限や乗継ルール見直しにも注意
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