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【航空ビジネスの謎】JAL・ANAのアライアンス・提携・共同事業とは。一体何がどうなっているか分からない。

航空ビジネスの謎|JAL・ANAのアライアンス・提携・共同事業とは

 

 アライアンス?共同事業?何それ・・

提携?コードシェア便?何それ・・

正直飛行機に乗らない人には聞きなれない言葉だと思います。

 

私自身も一体何の事を指しているの正直分かりませんでした。

JALはワンワールドに加盟・ANAはスターアライアンスに加盟という事は知っていましたが、共同事業や提携は全く知りませんでした。

 

航空ビジネスの裏側を探っていきます!

 

JAL・ANA航空会社の疑問を開設。アライアンス?共同事業?提携?コードシェア便?それぞれの仕組みや事業内容について解説

 日本を代表する航空会社であるJALとANA。

一体この2社がどのような航空ビジネスを繰り広げているのか?そんな疑問を解説します。

 

JALは2020年度中に、就航500都市を目指して、ワンワールド以外の航空会社との連携を強めいている。最近では話題となった、「ハワイアン航空」「中国東方航空「アエロメヒコ航空」との関係を強めており、JALが日本の航空ビジネスを席巻するようにも感じる。 

 

ANAは28社が加盟する「スターアライアンス」の連携強化を進めており、より一層強固な関係性を築いている。スターアライアンスでは補えないエリアは、独自のネットワークで、就航都市を広めている。

 

飛行機好き・エアライン好きにはどちらの会社も今後目が離せません。

 

アライアンスは航空連合の事。JALは「ワンワールド」、ANAは「スターアライアンス」に加盟

 航空連合(airline alliance)とは、航空会社間の連合組織のことです。同一連合内では、コードシェア便マイレージサービスの相互乗り入れなど、旅客の利便性を図り、集客の向上を目的としています。

航空便には長距離便や国際線も多いことから、航空連合も国際的な組織であり、各国の航空会社が合従連衡を行い、構成されています。つまり、航空連合を組む事によって、乗客の利便性を図る他、集客をしているという事です。

 

皆さんも一度は聞いた事があるのではないでしょうか?

 

『コードシェア便』は、一つの定期航空便に複数の航空会社の便名を付与して運航される便を指す。共同運航便とも呼ばれる。共同運行と言いますが、実は一つの航空会社が運行しているケースがほとんどです。コードシェア=共同運行をする事で、複数社による座席の販売強化運行効率の向上を狙っているのです。

航空連合のメリット

  1. 乗客の利便性を図る(世界中の都市にアクセス可能)
  2. 座席販売の強化
  3. 運行効率の向上 
  4. 開発・支援ソリューション
  5. 共同企画の開発
  6. 経費削減

 

ワンワールド・スターアライアンスの観点からJALとANAのどちらに乗るべきなのか?どちらのマイルを貯めるべきなのか?どちらの上級会員を目指すべきなのかをご紹介しております。こちらをご覧ください。

 

www.sk-free-journal.com

 

航空会社の共同事業は「複数の企業が商品やサービスの他社利用を可能にする」事。JAL・ANAの共同事業はそれぞれ4つ

共同事業は「ジョイントベンチャー」「ジョイントビジネス」と言われています。 

 

そんな横文字聞いたことないよ!

 

簡単に申し上げると、1つのエアラインとしてお互いの利益をあげるために(相乗効果を狙い)、複数のエアラインがコードシェア便、共同運賃の設定、共同マーケティングなどをする事業体を言います。

我々、飛行機に乗るユーザーにとっては、両エアラインの共通運賃で飛行機に乗れる事と、マイルが同等の加算率で加算されたり、乗り継ぎが便利になるというようなメリットがあります。

 

  • フライトを自由に組み合わせが可能
  • 乗り継ぎがスムーズになる
  • マイル加算やラウンジの利用が可能

 

以上が、共同事業の内容であり、我々ユーザーのメリットでもあります。

では、続いてJALとANAがどの航空会社と共同事業を組んでいるかご説明します。

JALの共同事業会社

  1. フィンエアー
  2. イベリア航空
  3. ブリティッシュエアウェイズ
  4. アメリカン航空

この他に2019年度中に「ハワイアン航空」「中国東方航空」2020年度までに「マレーシア航空」と共同事業開始を予定している。2020年までには合計で7社になる想定です。

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ANAの共同事業会社

  1. ユナイテッド航空
  2. ルフトハンザ・ドイツ航空
  3. スイス・インターナショナル・エアラインズ
  4. オーストリア航空

この4社との共同事業で、アメリカ・ヨーロッパのほぼ全土をカバーするほど、路線のネットワークを確立できている。

 JALは共同事業を加速させているため、皆さんも馴染みの深いハワイ(周辺の島含む)への旅行が格段とスムーズになりました。

 

航空会社の提携は主に「コードシェア」や「マイル提携」の事。JAL・ANAの提携会社は複数。

正直ここまでくると何でもありというように思えるのは私だけでしょうか?

 

コードシェア便とは、「共同運行」と言われ、一つの航空便に複数の航空会社の便名を付与して運行される便の事を言います。JAL便でありながら、エミレーツ便であったりする場合もあるのです。コードをシェアするとはそういう事です。

 

ここで、さらに複雑な状況が見えてきました。

JALが加盟するワンワールドに加盟する航空会社でありながら、ANAの提携航空会社という場合もあります。例えば、ガルーダインドネシアはJALとANAと連携をしております。両社のマイルが加算されるという事実です。予約クラスによってはマイルが貯まらない場合もありますのでご注意ください

 

提携の形は複雑に広がってますね!

 

世界の航空業界にシェアを広げて行くには、様々な形で提携をする事が大事という事ですね!ここで、JAL・ANAそれぞれの提携会社をご紹介します。

JALの提携会社

  1. エミレーツ航空
  2. フィジー・エアウェイズ
  3. エアタヒチヌイ
  4. ビスタラ
  5. アエロメヒコ航空
  6. アラスカ航空
  7. ガルーダ・インドネシア航空
  8. バンコクエアウェイズ
  9. ジェットスター航空
  10. ハワイアン航空
  11. ジェットブルー
  12. チャイナエアライン
  13. 大韓航空
  14. ベトジェット
  15. 中国東方航空
  16. エールフランス
  17. ウエストジェット航空
  18. 中国南方航空
  19. 厦門航空

コードシェア便も幅広く手がけているJAL。世界各国の新規コードシェア提携が進んでいる。

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ANAの共同事業会社

  1. ガルーダインドネシア
  2. フィリピン航空
  3. ユーロウィングス
  4. アリタリア航空
  5. ベトナム航空
  6. エアロドミティ
  7. マカオ航空
  8. 山東航空
  9. エティハド航空
  10. 吉祥航空

各社とマイルの相互精算、特典航空券の利用も進めている。

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航空ビジネスの謎のまとめ

 就航都市の拡大、ユーザーの囲い込みなどを目的として、様々な体型の連携をしております。

  1. 航空連合
  2. 共同事業
  3. 提携

基本的にアライアンスを言われる航空連合のネットワークを活かして、集客の向上と乗客の利便性の向上を第一に図る。その上で、共同事業や出資、提携などで、さらなる利便性を図っている。中には、特定の対象路線で収益を分配する例もあるほど。

 

要するに、連携・提携する事で、ユーザーの利便性を図り、その結果として会社の利益の創出を図るのが目的となります。様々なつながりがあるからこそ、私たちは世界各国の都市にスムーズに旅行に行けるようになるのです。

 

もっともっと、乗客の利便性が高まる事を切に願います!!

 

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